私は、もの創りをする企業にとって最も大切なことは「いいものを創る姿勢」だと考えています。価格を追求するあまり、本当にいいものを見失うような商売だけはしたくない、と考える私たちにとって昨今の価格破壊は特に厳しいものでした。企業のトップとしては、迷うことがなかったとは言えません。しかし信念をまげず、職人とのネットワークを大切にした事は、内外ともに非常によい結果をもたらしました。現在ではベテランから若手社員までプライドを持ち、共通した目的に向かって、積極的に仕事をしています。お得意先様からも「久保商事の社員はみんな素晴らしいね」とお褒めの言葉をいただき、誇りに感じています。講師を招いての講習会や社員教育も必要ですが、この良い状態を続ける為に大切なのはコミュニケーション。社員の一人一人が今何を考え、どんな仕事に取り組んでいるのかを知り、みんなが働きやすい風通しのよい環境づくりに努めています。
今後は、業界の活性化にも力を尽くさなければなりません。優れたライバルがあってこそ商品は成長します。良心的なもの創りをすすめながら、業界のレベルアップに貢献できればと考えています。
私の好きな言葉に「全て良かざるは無し」という言葉がありますが、困難な時こそステップアップのチャンス。これからも様々な難題を超え、ただ大きいだけの企業ではなく「久保商事と仕事をしてよかった」と言っていただける企業を目指したいと思っております。
社 名 | 久保商事株式会社 | |
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住 所 | 京都本社:京都市中京区堀川通蛸薬師上ル金屋町776 東京店:東京都中央区東日本橋3-6-14 |
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電 話 | 京都本社:075-841-0111 東京店:03-3661-8661 |
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FAX | 京都本社:075-811-3121 東京店:03-3668-5958 |
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創 業 | 1938年(昭和13年)1月 | |
設 立 | 1952年(昭和27年)5月 | |
資本金 | 1,500万円 | |
従業員 | 31名 | |
事業内容 | 和装小物、呉服の製造・卸 ボタン、ビーズショップ「ラ・ドログリー」3店舗 |
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事業所 | 東京店、「ラ・ドログリー」5店舗 | |
取引銀行 | 三菱東京UFJ銀行、京都銀行、みずほ銀行 |